炉体冷却設備に使用されていたグローブバルブに代わり、高い制御性と耐キャビテーション性能を備えたDTMが採用されました。
季節ごとに設備の負荷変動が大きいため(冷却水の流量の変動が大きいため)、制御範囲が広いコントロールバルブが必要とされていました。また配管スペースの関係上、コンパクトなバルブを求められていました。
設備の負荷変動や実際の流体条件を確認し、バルブ・サイジング・ソフトウェア「Tom-CV」を用い、バルブ型式及びバルブ口径を選定いたしました。選定結果をお客様にご提案し、弊社のDTMを採用していただきました。DTMは広い制御範囲を有し、キャビテーションの発生が非常に低く、安定した流体制御を実現できます。使用されていたグローブバルブと比較し、省スペース化も実現し、お客様にご満足いただいております。