選定の目安となる様、バタフライバルブと他種バルブを比較する事で、その違いをご説明します。
バタフライバルブとその他のバルブ(グローブバルブ・ボールバルブ・ゲートバルブ)の圧力損失係数・流量特性・レンジアビリティ比較です。一般的に圧力損失係数が小さい、流量特性がクイックオープンである、レンジアビリティの比が小さいものは、流体制御に不向きであると言われております。バタフライバルブは制御に適したバルブです。
製品名 | 圧力損失係数(ζ) | 流量特性 | レンジアビリティ |
---|---|---|---|
バタフライバルブ | 0.3 | イコール% | 10:1 |
グローブバルブ | 1.5 | イコール% | 30:1 |
ボールバルブ | 0.05 | クイックオープン | 3:1 |
ゲートバルブ | 0.2 | クイックオープン | - |
※呼び径100mmの対比。弊社バルブ型式は700Gとして算出しています。
バルブの流量特性グラフは、
一般的にリニアもしくはイコール%特性のものは
流体制御に適していると言われています。
バタフライバルブはイコール%特性であるため、制御に適しております。
バタフライバルブとその他のバルブ(グローブバルブ・ボールバルブ・ゲートバルブ)の重量比較です。
グラフは手動式バルブの重量比較となっております。
他のバルブに比べ、バタフライバルブは重量が非常に軽くなっております。
空気式や電動式になると、さらに重量差が大きくなります。
巴バルブのバタフライバルブとその他のバルブ(グローブバルブ・ボールバルブ・ゲートバルブ)の外観比較です。
バタフライバルブは他のバルブと比較し、面間寸法・全長が短くなっており、配管スペースを有効に活用できるものとなっております。