巴バルブは国内で最初にバタフライバルブの開発・商品化に成功し、国内シェアNo.1としての地位を確立してきました。シェアNo.1企業としてお客さまに選ばれ続けてきたことは、「信頼・安心できる製品」をお届けしてこられた証であると自負しています。このページでは、これまで巴バルブがお客さまに「信頼・安心」の製品をお届けしてこられた理由として、自負していることをご紹介します。

巴バルブは、1953年（昭和28年）に創業し、当初は各種弁栓・特殊機器を扱う商社として事業を展開していました。その後、活性化する弁工業界の将来性に賭け、商社よりメーカーに転身することを決意しました。これが今日の巴バルブの起点となっています。当時、国内でのバタフライバルブの開発は、従来のバルブの概念を覆す独創的なものでした。だからこそその思いを何とかカタチにすべく、製品開発という挑戦を繰り返しました。そして幸いにも「バタフライバルブ」が秘めるオリジナリティに到することができました。その後も、更なる改良とお客様のニーズに合わせた新規開発に向き合い続け、私たちの製品は、今や日本国内にとどまらず、世界中のさまざまな現場で使用されています。

1976年、海外需要の増大に応えるため、海外部を新設し積極的に海外市場への進出を図りました。その後、日・米・欧の多数の特許を取得し各国の厳しい安全基準をクリアした結果、英国ウェールズ州に初めての海外の製造・販売会社である「トモエサンダース」を設立することが出来ました。その後も私たちは世界中に製品をお届けするべく、英国、上海やインドネシアに工場を設立し、「どこでも・いつでも」製品をお届けできる体制づくりを模索してきました。現在では世界50数カ国にわたり、独自のセールスネットワークを確立しています。今後も、グループを統括する本社、日本（TVC）を基点に、グローバルな販売・生産体制の構築に挑戦し続けます。

現在では世界50数カ国にわたり、独自のセールスネットワークを確立しています。今後も、グループを統括する本社、日本（TVC）を基点に、グローバルな販売・生産体制の構築に挑戦し続けます。

私たちが製造販売するバタフライバルブは、「社会インフラの安全と生産性向上を担う、重要な流体制御機器」です。社会インフラの安全と生産性向上にまつわるお客さまの課題を解決するべく、日々解析・試験を繰り返し、製品開発をしています。そして、私たちはこういった一つひとつの検証試験で得たデータやアイデアを蓄積し、未来の設計・技術に反映させています。その結果生み出される「バタフライバルブ」は、唯一無二の技術の結晶です。

そして今後、私たちが解決したい世界共通の課題として、CO2の削減があります。その危機が叫ばれて以来、石油、石炭などの化石燃料に代わるクリーンエネルギーと呼ばれる天然ガスやバイオエタノールの製造プラントや海水の淡水化、排水リサイクルプラントなどが注目されています。これらのシステムにも、バタフライバルブが不可欠です。世界の課題である地球温暖化の「制御」に向け、私たちはさらなる流体制御技術の向上に挑戦します。

お客さまに安全・安心のための製品をお使いいただくには、納品後のアフターサービスの充実も欠かせない要素です。どんな時でもお客さまのニーズに合った対応をするためには、技術力と経験が必要です。私たちは、全国47都道府県の全てのエリアで対応可能なネットワークを整えています。勿論、社内にもカスタマーサービスチームが存在しています。そのメンバーが筆頭となり、自らが持つ技術を内（＝社内）だけでなく外（＝ご協力いただく企業様）にも展開しています。そうすることで工期の厳しい場面でも、お客さまの課題と真摯に向き合い解決をすることができます。これからも巴バルブは「いつでも・どこでも」対応可能なメンテナンス体制の構築を追求します。

このように、私たちがお客さまに選ばれ続ける理由を生み出せたのも、創業当初から大切にしている「挑戦と成長」という企業文化があるからこそと自負しています。巴バルブは、まず1人1人の「挑戦と成長」にあるというのが基本理念です。日々課題に向き合い、自分自身の可能性を広げた人材が、その結果として新たな製品を世に送り出している。これが今日の巴バルブを創ってきました。そのため私たちは、社員1人1人が持てる能力を存分に発揮できる場を設けています。情熱を持ち、真摯に製品やお客さまに向き合うことで、自分自身の可能性も際限なく高められる。それが巴バルブです。世界のインフラや産業界を担うバルブメーカーに課せられた使命は極めて重要です。私たちはこれからも確かな技術力と、果敢な挑戦で選ばれる企業であり続けます。